長期インターン

反省させ反省させられ、ちょっとだけ成長してPeer Lodgeのインターンを卒業しました。【インターン卒業エントリ】

こんにちは。3月も半ば、卒業のシーズンですね。
かくいう私、くろきちもこの3月で大学を卒業し、同時にこのリモートハックの運営元でもある株式会社Peer Lodgeでのインターンも卒業します。

そこで今回はおよそ1年半に渡るPeer Lodgeでのインターン生活を振り返る、退職エントリならぬインターン卒業エントリを書いていこうと思います。

 

面接、入社初期

入社まで

そもそもインターンに応募しようとしたきっかけはなんだったのか。それはおそらく「焦り」という言葉に集約されるでしょう。

2020年11月頃、比較的早く就職活動を開始していた私は、紆余曲折ありながらなんとなく「広告業界」を志望していました。しかし、広告業界でウケそうなエピソードとか何も持っていなかったし、戦える気が全然しませんでした。長期インターンとかも未経験。そこで、焦った私は、今からでも何か出来ないだろうかということで、インターンを探すことにしました。

営業職とかは端から視界に入っていなかったので、クリエイティブとかマーケティングとかそういうかっこいいカタカナみたいなことが出来るところ、かつ、静岡に住んでいたため、フルリモートでインターンさせてもらえるところ。これが応募先に求める最低条件でした。今でこそ、リモートでのインターン募集はたくさんありますし、そういうサイト等も台頭していきていますが、当時私が探し始めた頃は、まだまだフルリモートの募集は少なく、出社とリモートを組み合わせたハイブリッドな募集がちらほら見受けられるという程度でした。

ひたすらインターン募集サイトをはしごし、いろいろな募集を片っ端から見ていきました。その中で見つけたのがこの「株式会社Peer Lodge」の「CEO直下で音声SNSのマーケティング」という募集でした。あまりにも分かりにくく募集されていたので、次にこのサイトを閉じたら見つけられなくなる気がして、個人メモDiscordサーバーにURLをメモしておいたことが思い出されます。

入社したらこんなのがあるよ!という紹介に「名刺」というものがあって、「え~いつ名刺もらえるんだろう~」とワクワクしていたら、半年後ぐらいに自分がデザインして名刺作っていたことはまた別の話。。。。

 

応募して、面接は社長とZoomでの一対一。多分30分ぐらいだったと思います。クリエイティブとかに強いことをアピールしようと思って、前日に無印良品の併設コーヒーコーナーで面接用の対策資料を作っていきました。


なんかすごく感激していただいた記憶があります。とっても。
そんなこんなでぬるんと2020年11月頃入社。

入社初期

入ってすぐにやったことは、InstagramやYoutubeの整備、Peer Radio年賀状の広告出稿でした。
インスタの提案をしたときのもの。懐かしい。

年賀状の広告出稿に関しては、そもそも当時社内にいた誰もが広告出稿なんてしたことなく、私もひえ~!ひえ~~!!と言いながら色々設定して取り組みました。本当にインプレッションの数が動き出したときは、びっくりしたような安心したような緊張したような複雑な気持ちになりました。

あとはプレスリリースも1月分ぐらいから書き始めました。後任である林さんにバトンタッチするまで、毎度締め切りギリギリチキンレースをしていた気がします。すみません!!笑

1月にはクラブハウスの波がPeer Radioを襲ったこともよく覚えています。Peer Radioもまだこの当時登録が必要な招待コード制の音声SNSだったため、クラブハウスと勘違いした人たちがたくさん申請してきてびっくりしました。深夜、趣味のゲームをしていても通知が鳴り止まないSlackを眺めていた記憶があります。

 

就活

そうこうしていると、2021年2月。就活が本格化。
就活悩める子ひつじだったくろきちに社長とMさんが就活のアドバイスをくれる専用のチャンネルを立ち上げてくれ、ガッツリ見てくださいました。当初の志望業界であった広告からゲームに志望業界を切り替え、就活をスタートさせていましたが、ゲーム企画書を作って提出などのゲーム業界特有の独特の就活に苦戦しました。

企画書内に自分の自己紹介を最後まで載せたくないと我が強かった私の話は今でもたまに擦られてます。笑

書類や面接が通ったり落ちたりするたびに一緒に喜んだり悲しんでくれたり励ましてくれたりしていただきました。最後、第一志望に内定を頂いたときも、たくさん喜んでくださいました。本当に嬉しかったし、お世話になりました。めちゃくちゃ感謝しています。

 

いろいろやってみたこと、反省

マーケティングという名目で入りましたが、色々なことをさせていただいたり、提案させていただきました。サービスの改善だけでなく社内改革まで含めてさまざまにやったなあと思います。

バーチャルオフィスの導入

今でこそ、バーチャルオフィスとして定着している「Spatial Chat」ですが、これが導入されたのは2021年の3月ごろです。そこまで、同期的に会話をする場所はZoomしかなく、Zoomはどうしても会議っぽくなりがちという印象で、もっと気軽に雑談なども出来ないかということで、「Spatial Chat」を提案しました。

バーチャルオフィスでたくさんお話しました。楽しかった。

Notionの導入

2021年4月からそれまでバラバラに各自のドキュメントやメモに記録されていた情報等をNotionに集約するということを行いました。その編集や初期整備をまるっと担当しました。

会社のコーポレートページの作成

STUDIOで頑張りました!デザイン素人なりにがんばれたのではないかと思います。

採用ページに飛ぶカードの画像に使っている写真、お気に入り。

Peer Radioの公式ホームページの作成

こちらもPeer Radioチームと協力して頑張りました。ぴあにゃんこという私が作ったキャラクターもちゃっかりいます。

キクカチの命名・ロゴ作成

キクカチという自社サービスの命名やロゴの作成もさせていただきました。これからのPeer Lodgeを背負う(?)サービスの命名親になれたこと、誇りですね。

version1のキクカチページ、内定式の日の夜に作ったなあ(詠嘆)

社長を反省させるということ

2021年4月頃、社長のTwitterをもっと伸ばそうというちょっとしたプロジェクトが立ち上がりました。社長本人も色々ツイートして試行錯誤していたが、あまり伸びず苦戦していたところに、見兼ねた私が添削兼アドバイスをしてみたところこれが社内でウケてしまい、そのまま私のアドバイス諸々が「#社長の反省」としてハッシュタグ化。

このみんなで試行錯誤して行く感じ、たまらなく面白かったです。

今でもときどき、社長を反省させてくださいとMさんに言われたり社長に言われたりするのですが、この「インターン生が社長を反省させる」という構図ってなかなか珍しいし、凄いのではないかと思います。

そもそも、社長をはじめとする「偉い人」側がインターン生という一端の大学生の提言を受け入れるということが出来ないと何も始まりません。社長とMさんのインターン生の言葉にもきちんと耳を傾けてくださるという姿勢がなければ、私もここまで物を言えなかったと思います。

しかし、下々の言葉にも耳を傾けるという姿勢こそが一番大事なのかもしれません。ベンチャー、スタートアップというのは良くも悪くも色々なことがスピーディーに変わっていくものということをこの1年半肌で体感しました。その中で、良いところや悪いところをしっかりと指摘しあえる、たとえそれが社長とインターン生という関係の中であっても……。「社長の反省」からはそういうものを垣間見せてもらったような気がします。

 

リモートハック

2021年6月にリモートハックという自社メディアを立ち上げました。メディアの立ち上げ自体は、2021年の初期ぐらいからやりたいね~という話だけがあり、自分の就活も終わったタイミングでの立ち上げとなりました。ありたがいことに今でも続いており、自分のインターン卒業エントリもそこに載せることに。感慨深いですね。

 

メディアの立ち上げも、また、四苦八苦したうちの一つです。WordPressを使って運営していますが、そもそもWordPress自体触ったことが今まで無く、独自ドメイン設定、サイトの暗号化、記事の更新体制、サイトのデザインなど多岐に渡る様々な作業に苦しめ(?)られました。

ついにこのリモートハックも100記事を迎えつつあり、更新が滞りまくったり、なかなかSEOが伸びなかったりと、悩ましいこともありましたが、無事に今日この日まで運営を続けてこられてよかったです。

先日、ついにカオスマップにも載せていただけました。感謝です。

社長が「リモートハックがカオスマップに載りました!」ってメンションしてくれたときは、「ふ〜ん」って感じだったけど、今こうして見ていると、自分の作ったメディアロゴがカオスマップに載っていること、なんだか趣深いですね。

しかし、やりきったという感じはまったくなく、こうしておけばよかったなあと思うことも多々あります。卒業してからも記事の執筆依頼待ってます~~~~!!!!笑

 

最後に

初めて入った年の12月のクオーター締めの会議で、「来期2Cプロダクトで登録者1000人を目指します」と社長が言い、本当に大丈夫なんだろうか…と思っていたことが昨日のことのように思い出されます。あれから1年半、本当にいろいろなことがありましたし、いろいろなことを挑戦させていただきました。

インターンメンバーにも恵まれました。

エンジニアのかっちゃんは芯がしっかりしていて、自分の世界も思想もしっかり持っていて、話していて飽きることがなかったです。同級生ということもあって、業務のことだけでなく、就活の話、趣味の話、たくさんのことを喋りました。野球観戦ぜひ今度誘ってください。
Bizのいとしょーは、初っ端の印象は「めちゃくちゃ優秀そう!」で、それは最後まで変わらなかったです。いつもハキハキ提案していたり、MTGに参加していて、サークルも全力で頑張っていて、尊敬してました。
CSのさくちゃんは、ほんわかしていてPeer Lodgeインターン生の癒やしだと勝手に思っています。前に会ったとき、ぴあにゃんこのイラストをスマホの背景にしてくれていてすごく嬉しかったです~~!!
Bizのしんごは、年下で、たまに面倒くさい絡み方をしていたなあと我ながら思います。しんごは入ってきたときから今までの成長ぶりがすごかったし、これからも成長していくんだろうなあと思います。

他にも、後輩インターン生たちや大人の副業組の方々などたくさんの方と働けて楽しかったです。
どの期の振り返りでもいつも言ってるし、多分最後のMTGでも言うんだろうけど、Peer Lodgeを見つけてきた私は本当に天才だなと思います。

2C onlyだったのが2Bにまで事業を拡大し、紆余曲折ありながら、回り道(?)もしながらみんなで頑張ってきたこの時間は、決して無駄ではなかったと感じています。そしてその過程に1年半にも渡って関われたというのは、私にとって非常に大きな経験になりました。感謝してもしきれません。

この3月で私は卒業してしまいますが、Peer LodgeはまだまだもっとBIGになって続いていくんだろうなと思っています。ぜひ将来、「Peer Lodgeで働いていたこと/キクカチのサービスの名付け親になったこと」を周りにバチバチに自慢させてください。期待しています!

1年半お世話になりました。ありがとうございました!!!!

最大級の感謝を込めて
くろきち

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