長期インターン

長期インターンになんて興味がなかった。それでもこのサービスを多くの人に使ってもらいたいと思った。【インターン卒業エントリ】

この度、株式会社Peer Lodgeを卒業します。

長期インターン生として1年間業務をいたしましたが、何から何までお世話になりっぱなしでした。

 

皆さんこんにちは、株式会社Peer Lodge元インターン生のいとしょーです。

本記事はいわゆる「退職エントリ」と呼ばれるもので、主に会社に入った経緯とPeer Lodgeを卒業する理由を綴っていきます。

様々な意味で「長期インターンのイメージ」を崩された1年間だったと思います。

入社理由

まずはじめに断言しておきます。

当時の私は、長期インターン自体に全く興味がありませんでした。

 

初めてPeer Lodgeの存在を知ったのは、Twitterでした。何故か、タイムライン上に流れてきた「Peer Radio」の情報。

Peer Radioサービスサイト: https://peer-radio.com/

 

コロナによる影響で色々なことがあり、疲れに疲れ切っていた当時の私にとって、「やさしい音声SNS」は非常に魅力的なものでした。しかも、音声を残すことができる!想いのまま自分の考えや想いを発散できる。最高だ!(Twitterは偉大)

 

実際に数日利用してみて、本当に素敵なサービスだと感じました。「こんな素敵なサービスを作っている会社はいったいどこなんだ、、?」そんなちょっとした好奇心から運営会社情報をリサーチ、これが私と株式会社Peer Lodgeの出会いでした。

一方で先にも書いた通り、当時は「長期インターン」にはあまり興味がなかったというのが本音です。就職活動中でしたし、学業もありますし、何より大学時代がっつりと取り組んだオリエンテーリングというスポーツへの時間も削ぎたくなかったためです。

長期インターンをおこなうことのメリットとして、多くの人が「成長」をあげると思います。私もそう思います。学生は実ビジネスに関わる機会が少ないので、長期インターンを経てビジネス経験を積むというのは、非常に有意義であると思います。但し、私にとってその要素は、自身の労力を費やすに相当しないとも思ってました。簡単にいえば、「成長≠モチベーションではなかった。だから選択肢として微妙だった。」という感じです。

 

そんな私ですが、なんとインターン募集が再開してから直ぐに申し込みをしました。

理由は2つです。

 

「ピアラジオ」制作背景に共感し、もっと色んな人にサービスを使ってもらいたいと思った。

メインの理由です。

幼いころから様々な刺激・ストレスに敏感だった私は、20年しか生きていないのに、「生きづらさ」を感じていました。

「強くなければならない」

「真面目でなければならない」

「怒られないように行動しなくてはならない」

生活の中でそんな「○○をしなくては、、、!」という義務感に苛まれることが多く、形が見えないぼんやりとした「生きづらさ」を感じることが多かった20年でした。(若干HSP(ハイリーセンシティブパーソン)っぽい気質なんでしょうか。正式に診断を受けていないのでわかりませんが。)

「Peer Radio」は「お互いの弱い部分も分かち合って、今のままの自分でいいんだと思えるような、そんなやさしい場所をつくりたい」という想いのもと、制作されたサービスです。

 

サービスの説明を見た途端、自分にこれ以上ないぴったりなサービスだと思いました。実際、SNSの雰囲気も、使用してみた感覚もとてもマッチしてました。そして、私と同じように「生きづらさ」を感じている人にこのサービスを使ってもらいたいと思うようになりました。

事業を伸ばしたいという感覚よりも、「色んな人に知ってもらいたい!」というささやかな想いが私を株式会社Peer Lodgeに誘ったという感じです。(【事業を伸ばすこと】と【色んな人に知ってもらうこと】は、≒ですが。)

 

社長のまささんが書いた「Peer Radio」の制作背景のnote:https://note.com/masashignio/n/nb007b748728c

 

就職するには若干リスクが高いであろう、スタートアップフェーズであった。

こちらの理由はおまけですね。

スタートアップフェーズに就職することはあんまりないだろうと思っていたのと、設立1年くらいの会社の内情を知りたいという好奇心があったというのも入社理由でした。

 

そんなこんなで2021年3月、強めの想いを持って株式会社Peer Lodgeに長期インターン生として入社を果たしました。

ちなみに入社面接はなぜか音声配信アプリ「stand.fm」でおこない、初顔合わせは五反田のコワーキングスペースだったのはとても印象深いです。

 

1年間でやったこと

私が在籍していた1年でも、会社の方針・事業が変わっていったので、色々なお仕事をさせていただいたという印象が強いです。

それこそ最初は、2C向けの「Peer Radio」一本でしたが、今となっては2B向けの営業DX事業「キクカチB2Bマーケティング事業「Peer Lodge Biz、それにこのリモートハック」と事業が多角化しました。(リモートハックはカオスマップにこの前乗りましたね!㊗)

 

そんな中、私がおこなったことは大きく2つに分けられます。

【2C向け事業「Peer Radio」】

ー「Peer Radio」の運営回り(使用率向上を促すキャンペーン施策・LP作成・通知作成など)

ASO(アプリストア最適化)業務、Appstore広告運用

【2B向け事業】

ーB2Bマーケティング事業のリサーチャー業務全般(クライアント様のご支援)

ー「キクカチ」リード獲得業務

 

【2C向け事業「Peer Radio」】

期間としては短かったですが、最も思い入れのある業務でした。

「Peer Radio」の運営回りの業務では、使い慣れていない「STUDIO」というWeb サイト作成ツールを使ってキャンペーンのLPやバナー画像を作成したり、プッシュ通知用の文面を作成したりしていました。

FirebaseGoogleアナリティクスなどを駆使して、ユーザーの行動分析などもおこなっていたのが懐かしいです。

 

ASO(アプリストア最適化)業務では、多くのユーザーにサービスをご利用いただくために、画像・文面の作成から効果検証までを細かくやっていました。また、初めてAppstoreに広告を出して試行錯誤しながら運用をおこなっていました。最初はちんぷんかんぷんでしたが、打った施策がはまり、ユーザーが増えていった瞬間は本当に嬉しかったですね。

 

【2B向け事業】

途中から会社としても事業を多角化させ、セールス・B2Bマーケティング周りのご支援をメインに業務をすることになりました。

私の立ち位置としてはリサーチャー。平たく言えば、ディレクション側のメンバーとディスカッションしながら支援の方向性を一緒に定めてタスクに落とし込んだり、任されたタスクを取り組むといった感じです。

これが私にとってはとても難しかった。クライアント様とのMTGはディレクションメンバーが引き受けてくださるのですが、課題の抽象度が高く、アウトプットを出すのには相当苦労しました。現場の課題感をイメージしきれないこともあり、ビジネス経験のあるメンバーに壁打ちしながら、もがき続けたという感じです。

2B事業に関しては、なかなか突出した成果を出すことができず、色々と反省することが多かったです。

 

2Cも2Bもその他の業務も、私の実力に対してストレッチな内容でありことが多かったですが、通してみると楽しかったですね。”はじめて”がいっぱいでとても新鮮でした。

 

株式会社Peer Lodgeに対する所感

「色々ごちゃごちゃしているけど素敵な会社だな、Peer Lodge」

1年過ごしてきた私なりの印象です。

 

まず、Peer Lodgeのネガティブな点をあげます。

・方針がコロコロ変わるので、情報を追うのは比較的大変

・バーチャルオフィス(spatial chat)を導入していて、柔軟に業務ができる半面、コミュニケーションが予想以上に難しい

・制度がめちゃくちゃ整っているわけではない

 

「自分で変えてけば良かったじゃん」というご指摘はごもっともです。

先に挙げたネガティブな点を、自らが変えられる環境がPeer Lodgeにはあるので完全に言い訳です。

会社をより良い方向にする提案や実行ができなかったことは深く反省してます。

 

次に素敵だと思う点を挙げると

・包容力のある誠実な人が多い

・風通しの良さが本当に良い(アウトプットに対して、「それでいこう!」とすぐになる)

・情報がオープン

・経験できる業務の幅が異常なまでに広い

などでしょうか。

就職活動のお手伝いもしていただき、感謝の言葉しかありません。

 

正直に申し上げると、私がPeer Lodgeの良さを完全に活かしきれなかったことは悔しいと思ってます。

「もっと提案していければ良かった」

「もっと社内制度を有効に使えれば良かった」

「もっと情報感度を高められれば良かった」(他の人の業務に興味を持つなど)

ここで感じた「もっと○○すれば」という想いをしないよう、次の会社では心がけたいと思います。

 

退職理由

一言でいえば、「就職のため」です。

Peer Lodgeに就職するという選択肢も残してくださいましたが、私が貢献できるイメージが浮かびませんでした。

 

「入るのは今ではない」

直感的にそう感じました。

 

退職後について

名古屋にあるIT企業に入ります。

ちなみにまだ何をするかはわかりません。一応、ビジネス職という括りです。

 

厳しいことや辛いことも多いでしょうが、私には「Peer Radio」があるので、何とか生きていける気もしてます笑

 

最後に

「ここでなければ長期インターンをやっていなかっただろうな」

卒業エントリを書き連ねる中で、改めてそう思いました。

 

Peer LodgeのHPには以下のようなことが書かれています。

https://peer-lodge.com/

========

テクノロジーの力で世界の生きづらさを解消する

 

私たちは、競争や比較による疲弊を世の中からなくします。

真面目に生きる人が正当に評価され、明日を生きられる社会をつくります。

========

株式会社Peer Lodge HP:https://peer-lodge.com/

 

皆さんは日々辛いことや悔しいことなどネガティブな感情を吐き出せてますか?

嬉しかったことや楽しかったなどポジティブな感情を共有できていますか?

 

世の中は便利になっているけど、まだまだ生きづらい

 

【明日が今日よりほんの少しでも生きやすいと思える社会を創る】ことが私の目標ですので、非常に親和性が高い組織で業務ができたと思っております。

働く場所は変わりますが、今後も【明日を生きられる社会】をPeer Lodgeと一緒に創っていこうと思います。

 

Peer Lodgeという会社に少しでも興味を持っていただいた方がいらっしゃれば、副業メンバー募集しているらしいので、是非CEOのまささんのTwitterにDMしてみてください!

株式会社Peer Lodge CEO斎藤雅史さんのTwitterアカウントはこちら

 

株式会社Peer Lodgeに1年間在籍していことを、未来永劫いつまでも誇りに思うことでしょう。
約1年間本当にありがとうございました!!!

また会うその日まで!

 

いとしょー


皆さんへの感謝のメッセージ欄

インターンメンバーには大変お世話になりました。

【エンジニア】のかつやさんは努力の天才です。未経験ながら工学部生という理由で社長に誘われ、そこから勉強を重ねアプリ開発をメインにPeer Lodgeのキーパーソンとして会社を大きくしてきました。人柄も素敵すぎて、眩しかった、、。彼とは必ずまたどこかで会える気がしますね。ちなみに同級生のはずなんですが、最後まで敬語が抜けませんでした。多分一生抜けないと思います笑
【cs】のさくちゃんはいつも「Peer Radio」のことを第一に考え、支えてくれるインターン生です。今の「Peer Radio」はさくちゃんが育てたといっても過言ではありません。もっともっといろんな人に使ってもらえるように、これからの彼女の活躍が楽しみです。
【marketing&pr】のくろきちは私にとって大先生です。同級生とは思えないスキルと知識量、「なんでそんな詳しいん?」と思ったことは数え切れません。Peer Lodgeという会社を色んな人に知ってもらえたのも彼女の大きな活躍によるものです。ちなみにゲーム会社に行くそうなので、早く彼女が関わったゲームをプレイしたいです。
【biz】のしんごは一緒にお仕事した期間が一番長いインターン生です。彼には大変助けられました。なんでも吸収してくる彼の成長速度は止まりません。来年度は約20名のインターンメンバーを引き連れ、しんご部隊を結成して会社をグロースさせるようです。色々無茶を言ったこともありましたが、一緒に働けて楽しかったです。ありがとう。
同じく【biz】のなっちゃんにも、短い間でしたがお世話になりました。頭の回転が速く、色んな人から慕われる性格をしている彼女のことを尊敬しています。社会人になったらきっとbigになると思うので、名古屋の地から彼女の活躍を応援したいと思います。

経営陣の皆さんにも本当にお世話になりました。

まささんは、いい意味で社長っぽくない社長だと思います。私のことをいつも気にかけてくれて、とても温かい人です。私がメンタル的にしんどい時には、いつも相談に乗ってくれて、本当に嬉しかったです。ビジネス面でもたくさんのアドバイスと様々な経験の場を提供くださり、成長を促してくれました。
「Peer Lodgeという会社が存在しているから、今日より素敵な明日がある」これからのPeer Lodgeのグロースを心の底より応援しています。
Mさんは、なんだかすごい人です。まず物事に対する思考の深さと広さが驚異的です。そして何より説明がわかりやすい。たくさんのことを教えていただきましたし、いつも「いい感じにやっといて」と言われて、たくさんの考える機会もいただきました。余談ですが、就職活動に関するアドバイスもたくさんいただきました。おかげさまで、行きたい会社に入ることができました。本当に感謝しております。

他の副業メンバーの皆様、後輩インターン生の皆様と一緒に働くことができた時間は私の宝物です。
皆さんのこれからのご活躍、Peer Lodgeのより一層の成長を、超超超超応援しています!!!!

 

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