みなさんはじめまして!株式会社Peer Lodgeでbiz devインターン生として働かせていただいております、「しんご」です。
近年、フリーランスやノマドなどスキルを活かした働き方が注目を浴びている中、コロナ禍における生活の変化などにより一層注目を集めている気がします。また、企業も次々とオウンドメディアやコンテンツマーケティングの取り組みを始めています。それに伴って企業の人たちが、これまで接触機会が無かったフリーランスの方々たちにコンテンツ制作を発注する機会が増えました。
かく言う弊社もフリーランスの方々には大変お世話になっております!
今後REMOTE HACKもフリーランスの方に記事作成を依頼する時が来るかもしれませんね。
本日は、私がクラウドソーシング(ここではランサーズ)における、依頼発注やディレクションをしているうえでの注意事項やプロジェクトマネジメントにおける学びになったことをご紹介します。
目次
目的別に合った依頼発注方法
「提案がたくさん欲しい!」「この種類の依頼はどの方式の発注を使えば?」「そもそも発注方法多すぎてどれにすればいいのか分からない…」など思ったことはありませんか?
私はめちゃめちゃありました…
ランサーズはLPや名刺、ロゴ作成や口コミ収集、データ入力…などクラウドソーシングでは様々な依頼求人を出すことが可能です。
目的別に応じた発注方式を使用することで、スムーズに業務を進めることができます。
コンペ方式
LPや名刺など、主にデザイン制作業務での依頼発注に多く使われる。
作品の中から気に入ったものを選定し、報酬を支払います。
プロジェクト方式
ランサー実績や金額、納期を比較して発注することができます。
依頼情報を公開し、共に業務を進めていただくランサーさんを募集することが可能です。
タスク方式
細かい作業や大量の業務を多くの方に担当していただきたいときにおすすめです。
主にアンケートやデータ入力などに多く使用されます。
こちらも依頼情報を公開し、予算、希望納期を設定しランサーから提案をいただいた上で選定します。
このように目的別に応じて依頼方法を変えることで効率的な依頼発注をしていきましょう!
ランサーさんとのディレクション うまくプロジェクトマネジメントをする方法とは
提案をいただきランサーさんを選定するうえで、実績や希望単価、納期などを確認したは良いものもなかなかうまくプロジェクトが進まないことありますよね。
返信が来ない、タスク進捗がこのペースだと終わらなさそう…など多くの問題が発生すると思います。
私も思いがけないキャンセル申し込みや進捗を見て声を上げて驚いてしまったことがあります。(バーチャルオフィスで良かった)
そこで私がオススメしたいのは依頼を発注する際に、提案時にご提案していただきたい内容を記載することです。
上記は例ですが、このようにスケジュール感や1日に動ける時間帯など、ランサーさんの可視化できていない情報をいただくことで相互のミスマッチを減らすことが可能です。
クリティカルパスとは?
簡単に説明すると、クリティカルパスとはプロジェクトの進捗に影響が出てしまう作業経路のことです。
他の作業を短縮してもクリティカルパスを短縮しなければ終わらない、したがってクリティカルパスを短縮しなければプロジェクト全体の進捗に遅れが発生してしまいます。
ランサーさんを管理するうえでも、管理する側のクライアントは早期にクリティカルパスを把握しプロジェクトの進行が遅れないように依頼の分割や対策を取らなければいけません。
クリティカルパスを把握しよう
多くのランサーさんに依頼しているとプロジェクトのスケジュール管理であったり、進捗を管理するのはとても難しいですよね。
いかにミスマッチを減らしランサーさんを選定しても、提案が集まる依頼発注をしても、単価を上げてもプロジェクトがうまく進まないことは意外とたくさんあります。
ランサーさんの急な都合や連絡が取れなくなってしまうことも意外と多いのです。
しかし納期は待ってくれません!
そこでクリティカルパスを把握することで臨機応変に対応し、プロジェクトの進行が遅れてしまうリスクを極限まで減らしましょう。
どのようにクリティカルパスを把握するのか
PERT図の作成
PERT図とはタスクを円や四角などの図形で表し矢印で結び、矢印には作業の工数を記載し表したものです。
図形内の数字はタスクの順番となっており、並列に並んでいるタスクは同時進行で進め完了したら次のタスクに進んでいきます。
タスクによっては前のタスクが終わらなければ進めることができないタスクなどもあるため、PERT図で表しどこを改善すればプロジェクトの進行を効率的に進めることができるのか把握し管理していきましょう。
最後に
近年、企業は次々とオウンドメディアやコンテンツマーケティングの取り組みを始め、フリーランスやノマドなどスキルを活かした働き方の需要が高まっているのと並行し、私たち依頼するクライアント側のプロジェクト管理やマネジメントスキルも試されるようになっています。
お互いを尊重し効率的に進めていくためにクライアント側も学びに励んでいきましょう。