就活生のみなさん、就活は順調でしょうか?
2020年にコロナが流行り出してから、就活の様子も一変し、今では面接や会社説明会などオンラインで行われることが当たり前になってきましたね。
今日はその中でも特に「オンライン面接」について解説したいと思います!
目次
オンライン面接は導入が進んでいる?
オンライン面接はどのぐらい導入が進んでいるのでしょうか?
2021年の採用活動においては
オンライン対面を併用 34%
オンラインのみ使用 19%
と50%以上の企業がオンライン面接を導入していました。
従業員別では、
従業員数1001名以上 84% 301〜1000名 76% 301名以下 47% となり、大企業ほどオンライン面接を導入していることが分かります。
2020年3〜5月のオンライン面接の割合は2019年同時期に比べ約60倍に増えるなど新卒採用市場全体でオンライン面接の導入が進んでいます。
参考
HR総研:2021年卒及び2022年卒採用活動動向調査 結果報告よりグラフ引用
オンライン面接のツールは何が使われている?
実際にオンライン面接を受ける際、どのようなツールで参加する人が多いのでしょうか?
採用マーケティングツールを開発提供する株式会社ネットオンの「利用中のウェブ面接ツール」調査では、Zoomが85.7%と圧倒的に多い状況です。次いでSkypeが21.4%です。
また全体の37.5%が複数のツールを併用しており、状況に応じてツールを使い分けているようです。
参考
Web面接実施の中小企業は18.7%にとどまる|コロナ禍におけるWeb面接の導入実態調査より引用
オンライン面接でカンニングペーパーはあり?
対面面接ではカンニングペーパーなどを準備することは難しいですが、オンライン面接はカメラに映っているところしか相手からは見えません。そこで、PCの前などにカンニングペーパーを用意することも可能です。しかし、実際に人事の方はその点についてどう思っているのでしょうか?
実際の人事担当者としては
WEB面接を何件も行ってきた身からすると、大体カメラの目線でわかるので、控えた方がいいです。正直「今何か読んでる?」と聞いてしまったこともあります
とのこと。
どうしてもカンペを使用したい場合は、ウェブカメラの近くに付箋などで必要最低限のキーワードなどを書き貼っておくのをオススメします!
参考
オンライン面接でのマナーは?超人気企業の人事が事例と一緒に解説!
気をつけたい!オンライン面接で疎かになっていること
背景
緊張したり慌てたりすると意外と忘れがちなのがこの背景。オンライン面接の予定があるときは事前にカメラにどの範囲まで映り込むかチェックして、片付けをしておきましょう。また、バーチャル背景を使うというのも一つの手です。就職試験の面接ということを考慮して、控えめで落ちついたものを選びましょう。
オススメ!バーチャル背景配布サイト
- イケアのバーチャル背景配布サイト
https://www.ikea.com/jp/ja/campaigns/virtual-background-gallery-pub8c14b670
- 壁紙等を販売している壁紙屋本舗のバーチャル背景配布サイト
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kabegamiyahonpo/img/special/virtual-haikei/
- ANAオリジナルのバーチャル背景
https://www.ana.co.jp/ja/jp/share/virtualbackground/
- 豊島区のバーチャル背景配布サイト
https://www.city.toshima.lg.jp/395/kuse/ff/background-image.html
照明
顔の暗さや明るさは印象に直結します。自然光だけでは暗いなと感じる場合は、デスクライト等を活用したり、専用の照明を買うのもオススメです。
オススメ参考サイト
カメラ
カメラの性能は画質に影響を与えます。また、映す範囲が狭いものを買うと、思った以上に小さい範囲しか映してくれないということも。
カメラを選ぶ際に重要なのが画角です。
画角とは?
画角とは写真や動画を撮影した際に写る範囲を、レンズを中心とした角度で表したものです。
画角が広いほど、写る範囲が大きくなり、狭いほど写る範囲も小さくなります。
ウェブカメラとして人1人が写る程度の画角ならば大体70〜75度の画角があれば問題ありません。
次に重要なのが画質。
画質の良いと、鮮明な画面写りになるので、面接官から見ても印象が良いです。
Zoomでは720p(HD)までしか対応していませんので、720p程度を参考に探すと良いでしょう!
ビデオ解像度とは?
画面の縦横のピクセル(ドットのこと)数をビデオ解像度といいます。例えば「1280×720」の場合画面に1280個×720のドットが並んでいるという意味。720pというのは、縦方向のドットの数を表しています。(pはプログレッシブスキャンの略)
マイク
マイク越しの自分の声は聞き取りやすいものでしょうか?最近のウェブ会議アプリでは会議部屋への入室前にマイクテストができるものも増えています。しかし、直前になって「聞こえない!」となると慌ててしまわないように、面接がある場合などは余裕を持って確認しておきましょう。また、あまりにもマイクの雑音がひどい場合は、マイクの購入を検討するのもいいかもしれません。
オススメマイク
おわりに
オンラインでも事前準備は大切です!しっかりと準備をし、オンライン面接に臨みましょう!