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コロナ禍に差をつけるなら読書!リモートハック編集部が選ぶおすすめ図書

皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか。まだまだ自粛生活を送らない日々が続きそうですね。休日などでも旅行などは出来ず、時間をもてあます人も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめな図書をご紹介したいとおもいます!読書で新たな知識をつけたり、普段味わえない気分をあじわってみませんか?

①キッチン/吉本ばなな

キッチン (角川文庫) | 吉本 ばなな |本 | 通販 | Amazon

 

家族を失くし、身寄りを失った主人公が大学の同級生の家に居候し、同級生やその親との温かい交流野中で心を通わせ家族の死を乗りこえ、ゆっくりと前に進めるようになるというお話です。家族を失くしたり、自立後もさまざまな経験をしたりしながらも主人公が歩んでいく、そんな喪失と再生をテーマに描いた物語です。コロナ禍の現在、孤独が身近になったっ私たちにとっても寄り添ってくれる一冊だと思います。

 

②シンニホン/安宅和人

シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング) | 安宅和人 |本 | 通販 | Amazon

 

AIが注目され、データや数字が大切になって来ているこの現代に対して我々はどうあるべきなのかという点について書かれたビジネス書です。AIとはなんなのか、多くの人がなんとなくでしか理解できていないであろうテーマについて分かりやすく書かれています。IT化が進む中、社会で生き残り、価値を見出していくためにはどのような人材が求められているのか、そのようなことを考えさせられる一冊です。終始分かりやすく解説されていますが、なれない人には分量も多く読み応えもあるのであらかじめ先に要約などを頭に入れてから読むこともおすすめです。

 

 

 

③何者/朝井リョウ

何者 (新潮文庫) | 朝井 リョウ |本 | 通販 | Amazon

 

6人の大学生による就活をめぐる物語です。「何者」かになりたくてもがく大学生について描かれています。twitterのツイートが物語に絡んでくるなど、現代的なモチーフも見られ、若者は飽きずに読み進められるでしょう。テーマ自体は就職活動ですが、その根底にある物は若者の「理想」「自意識」とそれに相対する「社会の現実」とのぶつかり合いです。それぞれの登場人物の心情がどこか自分にも当てはまる気がして最後までページをめくる手画止まらない、そんな一冊です。学生の皆さんも、昔学生だった皆さんも、是非、いちど手を取ってみてください。

 

 

 

④モモ/ミヒャエル・エンデ

モモ (岩波少年文庫(127)) | ミヒャエル・エンデ, ミヒャエル・エンデ, 大島 かおり |本 | 通販 | Amazon

 

こちらは子供向けの名作小説ですが大人にも大変おすすめな一冊です。時間泥棒たちに時間を盗まれた大人たちは、子どもたちのように時間を忘れて何かを楽しむこともなくなり、いつもせかせかして心が乾いていってしまいます。年を重ねるにつれ、効率を重視しようとしますが、時間を掛けて休み、他愛のないことにも時間を掛ける、そんな所にもしあわせがあるのだと教えてくれる一冊です。名前だけ聞いたことがある方も多いと思いますが、是非この機会に一読下さい。

 

 

 

⑤人間失格/太宰治

人間失格 (新潮文庫) | 治, 太宰 |本 | 通販 | Amazon

 

聞いたことない人なんていないというくらい有名な名文学です。太宰の自伝であるともいわれています。ですが、実際に読んだことがある人は少ないのでは?と思い改めてご紹介させていただきます。本作ははしがき・あとがきを除き、全て主人公の独白形式でつづられます。自分がどのような人生を送ってきたのか、そしてどのように孤独を感じ、その孤独のために誰と付き合ってきたのか。他人の気持ちがわからず、そして自分の心情もまた他人から理解してもらえないという幼少期からの葛藤と、その苦しみから逃れようともがいてきた人生を振り返ります。「恥の多い生涯をおくってきました」という一文画余りにも有名ですね。人と交われず、自分を偽り、自分自身に人間失格の烙印を下す、そんな男を中心に生きるとは何かということについて問うた太宰の問題作です。是非一読ください。

 

 

いかがでしたか。気になる作品があればぜひ一読ください!

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