日常

海外の大学の授業を無料で受けられるってほんと?その方法をご紹介!

みなさんこんにちは!

リモートハック編集部の林です。

だんだんwithコロナが浸透し、留学はもちろん海外旅行までもが解禁され始めましたね!

「コロナで留学できなかったし、いつか留学してみたいな〜」という人や、「これから留学します!」という人も中にはいるのではないでしょうか?

今回はその中でも、無料で海外大学の授業は受けられるのかどうか!というテーマにフォーカスしてお送りいたします。

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 海外大学の授業を無料で受けたい
  • 家にいながら海外の授業に参加したい
  • できるだけお金をかけずに質の高い授業を受けたい
  • 英語で専門的な学問を学びたい

海外の大学ってそもそも無料で受けられるの?

日本の大学やアメリカなどの学費はめちゃくちゃ高いですよね...。

大学は教育の一環なのにも関わらず高額なお金を支払わせ、ローンを組んでまで行こうとする人も中にはいるぐらいですが………

逆にヨーロッパでは国が教育のためにお金を払うのは当たり前、というところが多いので、

結果、日本人の留学生の無料で授業が受けられる大学があります!

海外留学したいけど、あまりお金がかけられないという人にはアメリカやオーストラリア、カナダだけでなく、ぜひヨーロッパにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

現地で無料で授業を受けるには?

大学の授業を受けるには現地に行かなければいけない…という考えはコロナ禍によりリモートでの授業が当たり前になったため考え方は変わってきましたよね。

ただ、その場所の雰囲気や文化が知りたいんだ!という人も中に入るはず。(私がそうです)

もちろん、いくつかの方法があります。

方法1ヨーロッパの学費が無料の大学に行く

日本やアメリカの大学は授業料が本当に高い…!

それに対して、ヨーロッパには授業料が無料の大学が多いってご存知でしたか?

ほとんどはEU加盟国の永住権を持つ学生が対象ですが、中には日本人でも無料で大学に通えたり、日本よりもうんと学費を抑えて留学できる学校がほとんどなんです。

日本人でも無料で授業を受けられる大学や大幅に費用を抑えて留学できる国を下にまとめてみました。

 

オーストリア

公立大学

EU加盟国の永住権を持っている場合は無料ですが、それ以外の国の留学生は年間で1500ユーロかかります。

年間で約20万円です。

私立大学

私立大学は大学によって値段が違います。

デンマーク

公立大学

他のヨーロッパの国と同様で、EUの永住権を持っていれば学費が無料になります。また、交換留学生も無料になるので、自分の大学との提携があるか確認してみてください。

それ以外の方は年間6000〜16000ユーロの学費がかかってきます。
日本円で約83〜220万ほど。決して安い金額ではありません。

私立大学

デンマークは国立しか大学がなく、且つ3年間です。

フィンランド

公立大学

EUの国々に永住権を持つ学生は授業料が無料です。しかし、それ以外の留学生は大学によって6000ユーロ以上の授業料が必要です。

6000ユーロ(約83万円)が最低授業料となるため、日本から行った場合は日本の大学と同等かそれ以上の金額が必要になると考えましょう。

フランス

公立大学

2019年から留学生は以下の金額を支払うことが義務付けられています。

  • 学士課程(Licence):年間2,770ユーロ(約35万円)
  • 修士課程(Master):年間3,770ユーロ(約50万円)
  • 博士課程(Doctorat):年間3,770ユーロ(約50万円)引用:https://ryugaku.kuraveil.jp/countries/france/purposes/university-study-abroad

私立大学

専攻する学部などによっても変わりますが、1年間で3,000~10,000ユーロ(約40~130万円)ほど必要です。

ドイツ

公立大学

公立大学であればEU加盟国以外の留学生でも無料で授業を受けることができます。

ただ、学生証のようなものを発行する際にお金がかかります。登録料のようなもので1学期に1度の支払いです。

私立大学

私立大学はほとんどの大学が授業料が必要です。

編集部の林的には無料で海外の大学に行きたい人は全員ドイツに行くべきなんじゃないかというほど、ドイツは留学生にも優しい国なので、
より詳しいドイツの留学費用が気になる方はこちらのサイトも参考にしてみてください。
https://one1color.com/unitip/

ギリシャ

公立大学

EU加盟国の学生は無料、それ以外の留学生は年間1500ユーロかかります。
日本円で約22万円ほど。

ただ、1ヶ月の生活費(食費や住居費なども全て合わせて)1000ユーロほどしかかからないので、かなりお財布に良心的な国だと言えるでしょう。

ノルウェー

公立大学

公立の大学は留学生も無料で授業を受けることができます。

私立大学

多くの国の私立大学では自国の学生よりも多くの学費を留学生に課しますが、ノルウェーでは基本的に留学生も現地の学生も同じ金額で授業を受けることができます。

ポーランド

EU加盟国の永住権を持つ留学生は無料で授業を受けることができます。

それ以外の留学生は年間1500ユーロ、日本円で約22万円ほどかかります。

ただ、物価が安い国なので、生活の中のコストは抑えて留学することが可能です。

スロベニア

公立大学

EU諸国の永住権を持っている留学生や交換プログラムの学生は無料で授業を受けることが可能です。

それ以外の国の学生は年間5000ユーロ、日本円にして約70万円ほどかかります。

ただ、生活費が月7万ほどで、且つ奨学金プログラムもあるため、かなり費用を抑えて留学することが可能です。

 

 

方法2 奨学金を利用して留学する

自分で払えるお金が無い…!ということであれば、奨学金の制度を使って留学してみるのはいかがでしょうか?

基本的に学生のみが応募できる奨学金が多いですが、中には社会人でもOKというものもあります。

奨学金には主に2パターンあり、

  • 給付型
    「もらう」奨学金です。給付されたお金は返す必要がありません。
  • 貸与型
    「借りる」奨学金です。返済の義務があります。

留学の場合の奨学金は基本的に給付のものが多いですが、一部貸与もあるので、どちらが自分に良いかを考えて応募しましょう。

1. 留学先の大学や国の奨学金制度を利用する

留学先の大学や国自体が海外からの学生に向けて奨学金を出しているケースがあります。

中には学費だけでなく、生活費も援助してくれる奨学金制度もあるため、気になる大学や国がある場合は一度確認してみるのも良いかもしれません。

例:ドイツにはDAADという日本から応募が可能な奨学金プログラムが多数用意されています。
https://www.daad.jp/ja/find-funding/scholarships-for-students-and-graduates-from-japan/

 

2. 日本が出している奨学金制度を利用する

もちろん海外が出している奨学金制度だけでなく、日本で出されている奨学金制度を利用するのも一つの手段です。

トビタテや海外留学支援サイトなど、様々なサイトで多様なプログラムが用意されています。

また、あなたのお住まいの地域でも稀に奨学金プログラムを公開しているところもあるので、一度調べてみるのはいかがでしょうか?

https://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_search/

3. 現在通っている大学が出している奨学金を利用する

もちろん、今あなたが通っている大学にもいくつかの奨学金プログラムがあるはずです。

留学に特化している奨学金もあれば、現在支払っている学費を減額するための奨学金など様々です。

あなたの大学の学生しか使えない奨学金なので、利用できそうなものがあれば一度応募してみましょう。

ここに注意

大学の奨学金の募集は締め切りが意外と早い場合が多いので、学生の方はこまめにチェックをしておきましょう!

方法3 通っている大学が斡旋している海外大学先に留学する

今あなたが学生なのであれば、通っている大学と提携を結んでいる海外大学を探してみましょう。

中には交換留学という形で留学できる海外大学もあり、場合によっては留学先の学費の支払いが必要ないところもあります。

その場合は在籍している大学の学費は払わなければいけないなどの規定はありますので、

よく確認をした上で検討してみてください。

 

 

海外の授業をオンラインで受けるには?

もちろん、日本にいながら海外の授業を受けることも可能です。

時間に余裕がない人や、渡航費や生活費も削減したい人、仕事の合間に学びたい人、いろんな方がいらっしゃると思います。

単位がもらえる大学は非常に少ないですが、もちろんオンラインでも学ぶことができます。

方法1 people大学の授業を受ける

出典:https://sayah-media.com/uopeople/20200608-how-to-register-university-of-the-people/

正式名はUniversity of People、ちゃんとしたアメリカの大学です。

実はこの大学は全てオンラインで完結しており、授業料やテキスト代も無料です。

世界200カ国から5万人以上の人がこの大学に通っており、自分のライフスタイルに合わせて授業を受けることができるのも嬉しいところ。

世界中どこからでも本格的な海外大学の授業を学ぶことができます。

メリット

・通常の大学と同じように単位がもらえる

・自分のライフスタイルに合わせやすい

・費用を最小限に抑えて大学に通うことができる

大学に真剣に通いたいと思っているけど、お金や時間がないという人にとってはこれ以上良い大学はないかもしれません。

また、奨学金プログラムもあるため、ほとんどお金を払わずに受けることも可能です。

デメリット

・学校運営維持のため、試験料や評価料などにはお金がかかる
4年間でトータル4,860ドルかかりますが、一括で支払うことはありません。

・通信量などがかかってくる

・どこまで本気でできるかはあなた次第

方法2 いつでも見れるオンデマンド形式の授業を見る

コロナウイルスの流行によってオンライン授業が当たり前になりましたが、実はそれよりも前にMOOCと呼ばれるプラットフォームが海外を中心に広がっていました。

MOOCとは「Massive Open Online Course:大規模オンライン公開講座」の略称で、インターネットを通じて、海外や遠方の教育機関の講義を視聴することのできるプラットフォームのことです。複数形で「MOOCs」と表現されることもあります。

引用:https://www.benesse-glc.com/lab/blog/jyouhou200821/

MOOCにはedX(エデックス)Coursera(コーセラ)など世界的にも有名な大学の授業を受けることができる様々なサービスが展開されています。

いつでもどこでも質の高い授業をMOOCでは受けることができるため、海外の大学に進学しようと思っている人や日本にいながら味わってみたいと考える人にとってはぴったりのサービスです。

基本無料で見ることができるため、edX(エデックス)Coursera(コーセラ)から始めてみてはいかがでしょうか?

メリット

・実際の大学の講義や大学内の様子が見れる

・様々な分野の授業を受けることができる

・気に入った授業は何度も聴き流すことができる

デメリット

・基本無料ですが、中にはお金がかかるものも

・人によっては内容がハイレベル過ぎる可能性も

追記

REMOTE HACKでedxの紹介記事が掲載されました!より詳しくedxについて知りたい方はこちらの記事をご覧になってください!

【edx】ハーバード大学の授業を無料で受けられるって言ったら信じてくれる?

詳しくはコチラ

最後に

今回は「海外の授業を無料で受ける方法」についてでした。

大学で授業を受けるとなると高いお金を払うイメージですが、今では無料で受けることもオンラインを利用して可能となってきました。

また、現地でも日本より安く且つ質の高い教育を受けられる可能性があります。

海外で学びたいと考えている人は日本以外も視野に入れながら学びを取り入れていきましょう。

 

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