インタビュー企画

「みんなでバーチャルオフィスで攻略法のない高難易度ゲームに挑んでいるような気持ち」| #リモートワークインタビュー 1 | 株式会社Peer Lodge CEO 斎藤雅史さん

全てのリモートワーカーを応援するメディア、REMOTEHACKが送るリモートワーク企業へのインタビュー企画。ちょっとしたリモートワークのコツからさまざまな取り組みまで幅広く紹介していきます。

 

今回インタビューに答えてくれた方

株式会社Peer Lodge CEO 斎藤雅史さん

 

2014年、エン・ジャパン株式会社に新卒入社。企業の採用支援・マネジメントに携わる。 2016年より、AI関連の新規事業子会社、株式会社Insight Tech(インサイトテック)にて、セールス・B2Bマーケティング部門のマネージャーとして勤務。 東証1部上場企業向けのAI活用コンサルティングやB2Bマーケティングに従事し、会社としての通期黒字化、SaaS事業立ち上げに貢献。主な顧客はライオン、TOYOTAなど。 2020年4月に株式会社Peer Lodgeを創業。

 

 

 

ー本日はよろしくお願いします!

よろしくお願いいたします。

ー普段どういう事業をされているのですか?

やさしい音声SNS「Peer Radio」の運営やボイスギフト事業、「toB向けSaaS」の開発などに取り組んでいます。音声SNSの方はユーザー数1000人を突破し、様々なユーザーさんに愛用いただいています。ボイスギフト事業「こえぶみ」は先月正式にリリースしました。入院しているおじいちゃんやおばあちゃんに向けて、家族の声を録音したカードを贈ることができます。こちらもたくさんの方に喜ばれています。

ボイスメッセージカード「こえぶみ」

ーありがとうございます。では早速、質問に入っていきたいと思います。いつからリモートワークをされていますか?

2020年の1月頃からリモートワークをしています。起業したのは4月だったので、前職のエン・ジャパンの時点ですでにリモートワークを行っていました。もともと、エン・ジャパン時代から「移動時間が勿体ない」と常々感じており、Zoomで商談など行っていましたから、起業してからもリモートワークをするのには抵抗はありませんでした。むしろ、「ようやく時代追いついてきたな笑」という感じです。

ーなるほど~。もともとリモートワークには積極的な方だったんですね

そうですね。コロナ以前は「やっぱり商談は対面でないと」と言っていたところもオンラインになったりとリモートワークが普及してくれて嬉しく思います。

ー他のメンバーの方もリモートワークなんでしょうか?

チームメンバーみんなフルリモートです。例えば、音声SNS「Peer Radio」の開発を担ってくれているエンジニアなんかは鳥取にいます。自分は神戸ですが、他にも静岡とか東京とか、バラバラですね。オフィスを構えなかったのは、創業時の固定費を抑えたかったというのもありますが、メンバーが全員東京にいるわけではなかったというのも大きいと思います。

「移動時間の短縮」のほかにリモートワークのメリットだと感じることはありますか?

距離関わらずいろんなメンバーと働けるというのはメリットだと思います。今は神戸でしたが、ついこの間までは東京にいました。しかし、引っ越しても働く環境や会社は何も変わっていません。

ーずっとリモートワークだとプライベートとの境目がなくなったりしませんか?

移動時間がなく、業務にぎゅっと集中できますし、そもそも自分が「働くのが趣味」みたいなところがあるので、全く苦ではありませんね笑。バーチャルオフィスというのがあるのですが、そこでみんなで一緒に攻略法のない高難易度ゲームやっているような感覚です。楽しい笑。

ー高難易度ゲーム!面白い例えですね。バーチャルオフィスというのはどのようなものなんでしょう?

「SpacialChat」という音声チャットサービスを活用しています。いつでも入室自由で、作業するときなんかはこのサービス上に集まって作業します。「雑談する部屋」や「集中する部屋」というのがあって、「雑談する部屋」では、業務に何ら関係ない雑談から、事業の今後について熱く語り合うときもあります。

Peer Lodgeのバーチャルオフィス。「雑談する部屋」と「集中する部屋」という文字が確認できる。

ー全員がリモートワークだと、コミュニケーションなど大変だと思うのですがそこらへんはどうでしょう?

コミュニケーションは重要だと思っているので、商談がないときはバーチャルオフィスにログインするようにしています。また、バーチャルオフィスにいるときは「雑談する部屋」にいるようにしています。ただでさえ、他のメンバーが自分に話しかけられる機会というのは少ないので、せめてバーチャルオフィスにいる間は話しかけやすいように。あとはこちらから話を振ったりしますね。「最近どう?なんか困ってない?」って。

他にもコミュニケーションのコツありますか?

チームメンバー同士が話してるときは無理に加わらず眺めるのも大事だと思ってます。しかし、インターン生と社会人の方との間など取り持った方がいいところではそっと間に入るようにしています。さらに、チーム版の「Peer Radio」というのもあって、こちらではバーチャルオフィスになかなかインできないメンバーが近況を報告してくれたりしています。あとは、Slackに送るほどじゃないけど、何か残しておきたいこととか。文章でのやり取りもいいですが、やはり声だとまた一味違いますね。

ーなるほどなるほど…。では趣向を少し変えて…リモートワークだからこその失敗談などありますか?

あ~…失敗談。IVSというベンチャー向けのカンファレンスのプレゼンの場で、Macのキーボードを叩いても全くスライドが反応してくれなくて、その時はとても焦りました。結局原因は、時間を測ろうと手元に置いていたスマートフォンがPCのシフトキーを押してしまっていて、動かなくなっていたんですけど笑。あのときは冷や汗がすごかったです笑。

ーたしかにそれはとても焦りますね! それでは最後にこれからの展望についてお聞かせください。

音声SNSの運営事業だけでなく、toB事業も少しずつ成長してきており、最高のチームメンバーと共に頑張っています。「愚直に物事に取り組む真面目でやさしい人が、明日を生きられる世の中にしたい。」というミッションのもと、これからも様々なことに取り組んでいきたいと考えています。

ー本日はありがとうございました!

ありがとうございました!


▼やさしい音声SNSのDLはこちらから

〈Appstoreのみ〉

https://apps.apple.com/jp/app/peer-radio-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA/id1532906833

▼ボイスメッセージカード「こえぶみ」はこちら

https://peer-radio.com/voice-message-card

▼株式会社Peer Lodgeさんの公式HPはこちら

https://peer-lodge.com/

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