はじめまして。Peer Lodgeでインターンをさせていただいている「さくら」です。
Peer Lodgeでは、本音で話せる音声SNS「Peer Radio」の運営を主にやらせていただいています。
なかなか心からの本音を話せないという人にとって、Peer Radioが本当の意味で、“本音でいられる場所”になるよう、日々考えています。
Peer Radioについて
いいね数や再生数が見えず、声の日記のように自分の本音を残せる音声SNSです。
空の色で自分の今の気持ちを選び、”かなしい”の投稿には、やさしいユーザーのみなさんがあったかいコメントをくれるような、ほっとできるアプリです。
詳しくはこちら⇩
さて、この記事は、そんなPeer Radio人間のわたしが、「オンラインでの人と人との関わり」について考え、オンラインでも心地よくコミュニケーションができるようになりたい、という想いで書きました。
よかったら、暇つぶしにでも。
目次
はじめに
今回取り上げるのは、ビジネスというより、どちらかというとプライベートでのコミュニケーションです。
コロナでリモートワークが急速に増えましたが、同時に友達や同僚とのプライベートでの「オンライン飲み会」もはやりましたね。飲み会という形ではなくても、オンラインで「雑談」をすることが増えたなあと感じます。
オンラインでの「雑談」ってむずかしい
オンラインでお話をするとき、当たり前ですが対面で話すときとは違うところがたくさんあります。
例えば、「顔がみえない」「多少のラグがある」などですね。これによってわたし自身、“話しにくさ”を感じました。というより今も感じています、、、
カメラオフだった場合、「今相手は、自分の話をどんな風に聴いてくれているのか」「もしかして聴いてくれていないかもしれない」なんてことを気にしだすと、オフラインの時のように話せなくなってしまうということも。
タイムラグがあると、「いつ次の話にいっていいのか」とか「相手と声が被りそうで話し出すタイミングがむずかしい」などがあると思います。
しかし一方で、「顔がみえない」からこそ相手を気にしすぎずに話せる、ってこともあるのではないでしょうか?
だから、オンラインでの会話のコツさえつかめば、きっとオフラインとはまた違った楽しいコミュニケーションとなるのではないかと思ったのです。
ちなみに音声SNSも、非同期ではありますが、オンライン上でのコミュニケーション(しかも雑談)です。だから、そのコツを知ることでPeer Radioの運営にも役立てられたらなあという個人的な気持ちもあります(笑)
自己開示しないとどんな人かわからない
オンラインでのコミュニケーションが難しいといわれる大きな理由は、「自己開示の不足」にあるみたいです。
対面だと、「表情・しぐさ・声色」などの自己開示が、「自動的に」されている状態です。
でも、オンラインだと普通にしていると、それらが伝わらないですよね。
当たり前といえばその通りなのですが、気を抜くと忘れてしまったりしませんか?
だから意識的に、この「自己開示」をすることがオンラインコミュニケーションの鍵になるようです。でも、自己開示って「積極的に自分のこと話したりしないといけない」というようなイメージがありますよね。わたしも自己開示、けっこう苦手です、、、
でも、自己開示の方法はいろいろあるみたいです。自分にできそうな方法で試してみたら、もしかしたらうまくいくかも?
調べてみると、こんな具体的なコツが出てきました⇩
①3割増しの表現で伝える
話すときは、無表情で話すのではなく、抑揚をつけたり感情を込めたりすると伝わりやすい
②スタンプなどを活用する
ZoomやLine通話など、ほとんどのオンラインツールでは反応を表すスタンプ機能があると思います。声で反応したり、相槌を打ったりするのが苦手な人は、スタンプで聴いていることを表現すると、きっと相手の印象は大きく変わるはず。
③コミュニケーションの方法や価値観を共有する
これはなかなかしないかもしれませんが、例えば「わたしは自分から話すのが苦手」とか「話を聴いていたいタイプ」と伝えてみるのもいいかもしれません。
または、「今日はちょっと聞いてほしいことがあるから、先に話してもいい?」とか「今日はアドバイスがほしいというより、ただ愚痴を言いたい」というように、その日の会話についての希望を伝えておくと、スムーズにコミュニケーションが取れるかもしれません。
そしてこれは、対面でのコミュニケーションにも共通するところですね。
このように、話すのが苦手という人でも、聴く側として意識できることもあるかもしれないと思いました。
まとめ
おそらく、「自己開示」というのは積極的に“話す”ことではなく、自分が“存在していることを表現する”ということのようです。そして、一方的な自己開示ではなく、お互いが「存在を認識していることを伝える」ということも大切にしたら、きっとオンラインでも、お互いの気持ちが通い合うコミュニケーションができるのではないでしょうか。
まだまだ、リモートワークやオンラインで人と関わることが続き、ストレスもたまるかもしれませんが、お互いにとって心地よい会話ができることを願っています。